その時は、この個性豊かなメンバーを説明すれば納得してくれるかな?
「なぁゆゆ、思ったんだけど」
「どうした?奏斗」
あたしがぐしゃぐしゃにした髪を直し終わったらしい。
いつの間にか隣に来て肩を組んできた。
「寿羅を入部させたら、牡丹と恋愛できなくね?」
深刻な顔をして仰りますけれども、それはなぜ?
「部内恋愛禁止って言い出したの、ゆゆじゃん」
あ……部内恋愛、禁止。
「完璧忘れてた」
あたしとしたことが。
今さらになって、部内恋愛禁止が脳内をぐるぐる回る。
「じゃあ、部内恋愛可、にしよう」
ルールつくったの、あたしだし。
うん、なんら問題はないはず。
「ゆずゆちゃん、そうすると1番困るのはあなたなのでは?」
「え?」
途中から会話に参加した牡丹は、心配そうな表情で告げてくる。
あたしが困る、と言いますと?
「風音さん、今よりずっと桃色オーラを散布すると思います」


