恋愛倶楽部 -love-




「大丈夫だよ。
部長は蘭さんなんだから、ルールを変えちゃえば」

そんな身勝手な。

あたしが作りたいから作ったルールを、今さら変えろと?



「変えないなら、一緒に辞めよっか」

「嫌です」


即答させていただきます。

絶対に嫌なんです。


あたしは、この問題児ばかりのメンバーで他人を巻き込みながら放課後を満喫したいんです。

周りにとっちゃあ、かなり迷惑なんだけど。




「嫌とか言う割には、抵抗しないんだね」

「へ?」



と、ここで気づく。


思考が違うとこいってて忘れてた。

黎緒先輩との、この距離。


正面から視線が絡み合う至近距離。



「ちょっとでも動けば事故になるけど、どうする?」


どうするって………

なんであたし、1日に2人から攻められなきゃなんないの?



「決められない?
なら、このまま誤解されることしよっか」


これ以上、距離を縮められたら

「ダメです!」