「あわわわ、ゆずゆちゃん、それは今言ってしまっては」
「なに慌ててんの、牡丹」
別に慌てるとこじゃなくね?
なんか、慌てながら顔がどんどん真っ青になってますけど?
「はぁー‥」
奏斗は人の顔見て、ため息ついてるし。
失礼にも程がある!
「ゆゆぅ………」
って、なんで風音はそこで泣く?
しかも、顔近っ。
「天南先輩と、チューしたんでしょ?」
「え、あ、うん、まぁ、付き合ってたし、ねぇ?」
なななな.なんなの!?
この風音から溢れ出る黒いオーラは。
「あー‥もう、オレ知らねー。
花梨ちゃん、オレで良ければ相談乗るから話してくれる?」
おい、そこ、あからさまに視線そらして、あたしを見捨てるな。
「とりあえず、外に出ようか。
本伊さんも、邪魔になるからこっちおいで」
え?黎緒先輩?
外に出ようか、って、どういうことですか?
「ゆずゆちゃん、ごめんなさい」
「ちょっ、牡丹!?」
謝罪して、あたしから離れていくのは、どのような理由があって?


