恋愛倶楽部 -love-






「なんっで俺が、てめーらの問題に巻き込まれなきゃなんねんだ」



数分後、連絡を取り合って常識人の2人と合流が済み

「そう怒んなって寿羅。
あたしが美味いもん奢ってやるからさ」

「マジか、って同じ手にハマってたまるか!」

寿羅を宥めるのに必死なあたし。



常識人って言っても、あくまでラブの面子内の話だ。

仕方ないよね。

寿羅と黎緒先輩が常識人になるのも。



「ゆゆの隣はボクの場所。
ボクの隣はゆゆの場所、だよ?」

風音がこの調子じゃあね。


「んじゃ、オレの心はゆゆに捧げるから、ゆゆの心にはオレしかいないようにするってのは───」

「却下」

奏斗がこの調子じゃあね。



「なんだよ、ゆゆケチだぞ」

「そんなにムキになってると、本伊さんが落っこちちゃうよ」

「そうだそうだ」


黎緒先輩が例の女の子をお姫様抱っこしながら、あたしの味方についてくれる。

うん、心強い。


そして奏斗は、目を覚ましたのに虫を見て再度気絶した牡丹をお姫様抱っこで運ぶ。



異様な光景だけど、まぁ、それぞれ絵になる構図だよね。

ちなみに、牡丹の虫嫌いはかなりヒドい。