美香は感謝以上にそのさりげない早紅の態度がとてもかっこよくて、もはや早紅に憧れを抱いてしまうくらいだった。 「だって、今日は天気が良いから、屋上で昼寝でもしようと思ったら、なんか君らだけで盛り上がってたんだもーん。」 早紅は「あー」って腕を真っ直ぐ上げて伸びをすると、ごろんとコンクリートに寝そべる。 美香は空を見上げた。 たしかにいい天気だ。 雲ひとつない快晴だ。 「美香も一緒に寝ようよ。」 足元で早紅が誘う。