月曜の朝だ。



学校へ行かなければならない。




また今日が始まる。





美香は今日も沈んだ気持ちのまま教室の席につく。




机の中から一限の授業に使うノートを取り出す。




ああ、まただ。








美香がそう思いながら取り出したノートはボロボロにされ、「死ね」「学校くるな」といたずら書きされていた。




そんな様子を周りの数名の女子生徒が美香をみて嘲笑している声がきこえた。