あたしは家に上がり、リビングに行くと実がキッチンの側にいてた。



「お姉ちゃんおかえり。卵きらしてるんやけど実買ってこようか?」


「あたし行ってくるから。実はご飯の支度しといてくれる?」


「わかったー」


「かおりおねーちゃん、僕もいく」



あたしのスカートを掴みながら言った。




「樹も一緒に行こうか♪」


「うん★」


樹は笑顔になりながら頷いた。