きっと、押切龍太から告白されて いなかったら。 力斗と、付き合っていたのかもしれない。 ~休日~ 暇だったから、渋谷あたりを一人で ふらふらとあるいていた。 「あなた、美人ですね。」 「え??」 30代くらいの女のひとが言った。 「モデルになりませんか?」