……………ま、いいか。 梨音が思い出すまで待とうっと。 さらり、と 梨音の栗色の髪の毛を撫でる。 「……ん」 すると梨音がぴく、っと反応するから少しだけビックリしながらそのまま触っていた。 梨音が目を覚ますまで、 見守っているといつの間にか 時間はかなり過ぎていたらしい。