‥‥‥
自覚の薄い幽霊?
聞いた事ないよ、
そんなの。
多分って、
なにそれ。
でも‥‥‥
何だろうな?
あんま喋んないんだけど。
あたしは。
まぁ、どうでもいいや。
「じゃ、行きますんで」
『え!』
「あなたが幽霊だとしても」
「あたしには」
「関係なさそうなんで」
『友達に!』
『なりたいの!』
『いやなの!』
『誰もいないのは!』
勝手な理屈だ。
知らないよ、
そんなの。
『ねぇ?』
「はい?」
『これからどっか行くの?』
「何で答えなきゃいけないんですか?」
『そりゃ‥そうだけど‥‥』
「まぁ、いいです」
「扇風機買いに来たんで」
「それ済ませて」
「帰ります」
『ね!』
「は?」
『あたしも』
「え?」
『行ってい?』
はー。
めんどくさ。
やだって言っても、
‥‥‥
無駄だろーなぁ。
諦めた。
幽霊、ねぇ‥‥‥
