今日は試験当日。 彌憂は右京と一緒に試験会場に来ていた。 『彌憂、やっぱり帰った方がいいって、ばれたら大変だぞ』 『いまさらなにいうの?髪だって前よりも短くしたんだし、見たぐらいじゃわかんないって』 二人でそんな話をしているとジャージ姿の20歳ぐらいの若い男の子人がでてきた。