『私にはこれしかないの。これが最初で最後かもしれないんだから』 『でも、男子校なんかに行ったら危ないだろ』 すると、彌憂は泣き出してしまった。 『お願い…協力して…よ…』 右京は『はぁ~』っとため息をついて彌憂の頭を撫でた。