「生きてる意味あるの?」


あの子が私に問いかける。




「あるよ、私は貴方に生きてほしいですから…」

「お外は楽しい?」

「楽しいですよ…一回お外は出てみたらどうです?」



きっと貴方は知らないでしょう。



自分がいらない存在だと思っているでしょう?



「生きてる意味あるの?」



何回目でしょうか…。



生きてる貴方はまるで、答えを求めて、求めてもがいているように見えます。




私は生きてる意味、価値は何なのかそれは最後まで生きないとわからないことです。


人生の転機はいくらでもありますから、変わろうとすれば変われます。



それを手伝ってくれる人もいるでしょう。



怯えるのもわかります。


外に出たら、自分と違う意見を持った人がたくさんいて不安になるでしょう。



でも学べることもあります。



生きてる意味、価値がわかると思います。



否定するひとも絶対います。
自分を疎外するような人もでてくるでしょう。



でもその中に一筋の光が貴方の背中に光っていると思います。



後ろを向くのは怖いでしょう。でも光を見失ってしまうのは悲しいでしょうから。


勇気をふりしぼって後ろを振り替えってください。



きっと誰かがずっと手を差しのべてくれています。



「外、行きませんか?」

「うん…」