「もう俺、失礼します」

「ああ、また明日!」




芽瑠のことを一人店内で考えた。




アイツ………ケバイ3人に使われてるんだろうな。




今日朝見かけたときジュースを運んでる姿が……寂しかった。




孤独さがあった、あの3人が友達なはずなのに。




正面から見たら……涙がこぼれそうだった。




その涙をいつも……3人の前で枯らしているんだろう。




自分は大丈夫だと言い聞かせるために。




俺、いやでも明日電話かけるか…。