Calling*Me

翌日。二人が私の財布から全部金を平気で取った。




「ありがとぉ」

「助かるぅ」



昨日は叶に10万を手渡しされた。いくら拒んでも手を引っ込めなかったから受けとるしかなかった。




絶対に返さないと。




「美佐と叶くんってもうヤったの――?」

「まだなんだぁ」



美佐の言葉を聞いてホッとしてしまっている自分がいた。気づかれないようにイチゴオレを口に含む。




「叶くん~キスぅ」

「キャ!叶くんキスウマイ」



胸が痛んだ。




美佐は私の気持ちに気づいているのだろうか。絶対に気づいてほしくない。



この想いは昨日で押し殺したんだ。バレるはずがない。