それより芽瑠に聞きたいことがあったんだ。



「ペンダントの件だけどあれは芽瑠が美佐に命令したの?」

「そうだけど?」

「嘘だろ…」

「なんでそう思うの」

「なんとなく」



はっきりとは言えないけど芽瑠はそんなことしない…。



俺は信じてる。



「あっもう帰る。保護してくれてありがと。」



止める余裕もない…。



風のように俺の部屋から消えてしまった芽瑠。



芽瑠約束するよ。


チャンスはすぐ目の前まで来てる…。