Calling*Me

悠馬はそのどんよりした二人の中に普通に入り込んだ。




「叶、どうしたんだよ。なんか話してやったら?」

「あ―…うん」




美佐が目で「不機嫌よ」と訴える。




何?また私のせいだと?




いい加減やめてよ…。




私も輪の中に入り叶の様子を伺う。




二人とも話がなかったのか、弁当の中身は空だった。




「んで、公園ってあそこ?」

「10分で着くよぉ―!」




美佐が笑顔で悠馬を見たが、悠馬は睨んでいた。



わたしにもそんな勇気がほしいね。睨めるほどの力