美佐にはまだ抱いてもらわせない。




体目あてがバレてしまう。



美佐はそんな私の策がわかり、




「体は付きあってからだよねぇ」

「……………」

「じゃ私たちは帰るから」




着ていた服を着て、美佐とホテルを出た。




今日は最悪だ。




叶とヤってしまった。




抵抗は未遂に終わり……叶は簡単に私を抱いた……




これから……美佐がお気に入りとする高級家具いや王様をハッピーエンドになるようにしなければいけない。




「美佐、叶くんのこと本当に好きだから芽瑠よろしくね?」




………女王がみなの前に君臨したときは王を自分のものにしたいとき。