Calling*Me

カチカチとシャーペンを鳴らしながら最善の方法を考える。




それなのにまったく考えが出ない。




訳があるのかもしれない。




「もう俺、芽瑠ホテル着いてると思う」

「電話したら?まだわからないだろ」

「いや、もう着いてる。」

「わかんないだろ」

「俺の勘は外れたことないから」




悠馬は髪をクシャリとして「もう覚悟して行け、叶」




背中を押されて俺は覚悟してホテルに向かった。




高級ホテルは設備がいい。




だから初めての女や大事な人を抱く客が多いこのホテル。



最近ここにアンケートを記入する…




どんな目的で抱くのか抱いてもらうのか、




そんなことを聞くホテルは珍しいが…




記入欄の好きな人、初めてを捧ぐ人、体目的のいずれを1つマルをする。




辛いのは体目的のところにマルをするのがイヤだ。




芽瑠は平然な顔でマルをしたと思う。




芽瑠の部屋を案内してもらい…部屋は201号室。




扉を開けると芽瑠が居た。