でも叶、あの夜私は電話してほしかった。




そうすればすべて話せたかもしれない。




精神的に弱ってたから…。




声が聞きたかった…。




包容力のある叶になら話せると思った。




あの腕で、抱き締めてもらって




スッとしたい。そんな簡単にはいかないだろうけど。




「電話…ほしかった」