ホイッスル


次の日


また詩良の家にいくと
試合の日なんと詩良が
見に来るといい出した。

「そうなの?」

「うん。」

うれしそうに詩良は、こたえた。

まだ私が出るって知らないから。


「悠負けたらダメだよ。
あたしの分まで頑張って!!
ベンチ入るんでしょ?
応援してるからね。」


とってもうれしかった。
でもやっぱり詩良の目は、
悲しい目をしていた。

やっぱダメなんだ。

家に帰ってなぜか涙がでた。



あの時なんで素直に
言えなかっただろう…


私がレギュラーになったってこと