翌日。 十二月二十四日。 朝早くから、僕は登校し、『願いの木』の下にいた。 昨日のうちに降り出した雪は地面を白に覆い、視界を白銀に染めていた。 今日はクリスマスイヴ。 町行く人はみんな、誰かと一緒にいる。 僕は、待とう。 ユカリさんがここに来るまで。 空は分厚い雲に覆われ、雪が降り出していた。