誓いの言葉・高校編

「俺と徹は従兄弟同士で親父が兄弟なんだよね。代々医者の家系で、親父達も医者なんだよ…徹は次男だし医者じゃない道に進みたい様だけど、俺はそうもいかなくてさ…」


「知らなかった…びっくり」

「で、春休みに徹の家に遊びに行った時、あいつの部屋で偶然女の子の写真見つけて追求したら、吐いたんで剣道部の稽古見に行ったんだ。
そこで、君を見つけて……一目惚れって奴かな〜徹に協力する代わりに君を紹介して欲しいと交換条件出した訳。
…………いきなり言ってしまったけど……困る?
合宿中よろしくね。じゃあ!」



………………はっ?
なんか一方的に言われた様な…

あれ?あの人私に一目惚れしたとか言ってたよね
ど どうしよ………

頭切替なきゃ!
ただの女っタラシかもしれないしー
だいたい、私の事よく知らないのになんで好きなんて思うの?


むーーーー!
葛西に、一言いわないと気が済まない



私は廊下で葛西を見つけ文句を言おうとしたら

「苦情は後で聞く!稽古で奴に負けたくねぇんだ!じゃあな」

ちくしょ〜っ
夜の自由時間の時文句言ってやる


私は苛々しながら胴着に袖を通した