誓いの言葉・高校編

「瞳…………
卒業したら指輪渡したいと思ってる。今はこれで我慢してな」


私は今日3度目の涙を流した


レストランの駐車場から見える夜景を見ながら


「よそ見すんなよ。」


「え?ちゃんと夜景見てるよ!」


「違う………他の男にちょっかい出させるなょ」


「え ……は はいっ!」


私の手を省吾さんはギュッと強く握った



「覚悟しろよ?俺はしつこいからなー嫉妬深いし……」



省吾さん

貴方に出会えてよかった…きっとお母さんも喜んでいると思う

私がこんなに甘ったれだなんて自分でも凄い驚き

貴方のおかげで私は過去と向き合えた

そして乗り越える事もできると確信している


私は返事の代わりに心を込めてキスをした







end




………
……

社会人編へと続きます