誓いの言葉・高校編

「瞳…

警察の試験受けて合格したら、その先がどうなるかわかっているよな?」


「え?」


「警察学校に入るだろ?その間は携帯電話没収されるし、外泊もできない…
会えない時期が長期間あるんだ

でも------
学校を卒業したら、次はどこに配属されるかわからない。

瞳が仕事で辛い時、傍にいてやれないかもしれない
それに…俺はまだ大学生で…

瞳は俺を信じてくれるか?不安にならないか?」


わかっていたけれど、そう言われると不安になる


「瞳?俺はもっと先の未来も含めてお前と一緒にいたいんだ。…なんか…プロポーズみたいだな…」


私は嬉しくて省吾さんの手をぎゅっと握り締めた


「…離れてしまったとしても…俺は瞳と別れるつもりは無いよ。
本当なら、今すぐ瞳を全部自分の物にしたいけど……
今は大切にしたいんだ」


「え…どう言う意味?」


「////それは…体の関係が先行するより、もっと気持ちの強い繋がりが今は必要だと思うから…

離れても不安にならない強い思いをね…
……早く俺に追いついてこいよ瞳」


省吾さん…私が周りと比べて不安になっている事気付いていたんだ…