誓いの言葉・高校編

ドアを開けると省吾さんが立っていて


照れながら私が

「こんにちは」

と、声をかけると


パッと目があった途端固まる省吾さん


え…//////

やっぱり いつも通りの方が良かったのかな…と、急に不安になっていると


「な…なんか今日はいつもと違うな」


うわぁ 省吾さんの耳真っ赤だ


"行こうか"

と、言って私の手を繋いで車に歩き出す省吾さんに


「やっぱり私らしくない?
こういう格好は……嫌い?」


と、思い切って聞いてみたら


「嫌いじゃない/////
あーーーごめん 気の利いた事言えなくて

その〜凄く可愛い…うん
正直ビックリした//

なんか、照れて顔見れないな〜ハハ」


そんな事言われたら余計に照れちゃうよ…


「あのさ、俺の母さん昼飯用意してるみたいでさ…
いきなりで嫌か?」


「え! 嫌じゃないよ!むしろうれしいよ…
でもなんか…緊張するね」


「緊張する様な親じゃないから…まだ少し早いから、ちょっと公園でも行こうか?」


省吾さんは私の頭に手をポンッと優しく乗せながら、にっこり微笑んだ