誓いの言葉・高校編

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………
私がポカンとしていると

「瞳!あんた意味わかんないの?隆文さん瞳の事好きなんでしょう?」

「え?
あれは…昔の話でしょう?
それに合宿の時言われたのだって、恋愛感情の"好き"って事より過去の事を引きずっていたから…と言うか…

それに、私が省吾さんと付き合っている事は知ってるし…住んでる場所も離れているし…
とにかく無って!ナイナイ!」

目の前の二人は何故か盛大な溜息をついて

「省吾さんも苦労するな…お前ってマジ鈍くてムカつく」

「な 何よムカつくって!」

「だ〜か〜ら!
………………はぁ
隆文さぁ……佐久間の事……」

「徹? 徹の気持ちもわかるけどね、こればっかりは他人が言ったらダメだと思うよ」

「何よ…二人して…」

「俺が言いたいのは、省吾さんが好きなら他の奴が入れない位に、ちゃんと……くっついてろ!って事。
お前見てると…フレンドリーなのは良いけど危なかっしいと言うか…
省吾さんヤキモチ妬くぞ?」

………えっ

「俺部屋戻るわ…じゃあな。愛美…行こっ」

「瞳ごめんね ちょっと出るね♪」

なによ…意味わかんない
ベットの上に寝転び葛西が言っていた意味を考えた……