誓いの言葉・高校編

その何とも言えないぎこちない隆文さんの態度に葛西も気がついていたみたいで

「なんなんだ?あの態度。試合だからって…俺らは敵チームってか?………
なぁ佐久間どう思う?あいつ変じゃねぇ?」


立ち去った隆文さんの背中を見ながらつぶやく葛西

関学園の部員が話しかけてもそっけない態度をする隆文さんを見ながらやはり"変"だと感じた


「葛西………何かあるのかな?隆文さんの家庭は今どんな様子なの?」


「それがさ…電話しても誰も出ないみたいで…隆文は祖母さんの所から学園に通ってるみたいなんだ」


「家を出たって事?」


「ん〜どうも母方の祖母さんが見兼ねて隆文を引き取った感じかな…昔から問題多いだろ?アイツの親父。だから、家庭内別居みたいな状態だったのを母方が娘と孫を強制的に連れ出した感じかな…」


「うわ………試合や受験所じゃないじゃない!」

渋い表情をする葛西に

「あ……ごめんね。あんたも心配してんだよね」

「まぁね…………」

と暗い表情で頷く葛西

後輩が呼びに来たので私達はその場を離れた……

すると


着信音が………


待受画面には



《隆文》

!!