｢実は…………この間、俺の所に"岡本 修司"と名乗る男が来たんだ…｣


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話しを聞いて驚いた。

隆文さんの話しを聞くと
3ヶ月前、部活を終えて帰る時校門で声をかけられたそうだ…
岡本は、隆文さんにこう言って近づいた


｢11年前、君のお母さんが何故男と揉めたのか知りたくないかい？｣

見ず知らずの男に隆文さんが秘密にしている事を言われショックを受けた

けれど、自分が知りたい事だった為に話しを聞く事にしたそうだ

何故岡本が近づいたかもわからずに……


隆文さんの家が今抱えている問題と過去の事は全く関係無いけれど、岡本に過去を調べる事を依頼した人間がいる事。


《当時の事を記事にして、母親を殺された娘を捜し記事にする事で親父にダメージを与える事ができる……嫌だろ？
君からもお父さんに宜しく言ってくれないか？》


そう言って帰ったそうだ


気味が悪いのと、無性に苛々した
そして、隆文さんの家が抱える問題も気になった


｢隆文さんは大丈夫なの？｣


｢どうかな………
まぁ〜とりあえず試合頑張るわ
また、会えるかな？｣


｢うん。良いよ｣


｢よかった｣