省吾さんの顔は真っ赤に上気していて


私は体中が熱くなりフワフワしながら省吾さんを見つめた


「ご ごめん。家族がいるのに………………その……あーーー折角抑えていたのに」


気まずそうに話す省吾さんにこのままじゃダメだって思った

思わず私は
省吾さんに抱き着き


「もう少し触れて欲しい」
そう言って省吾さんの胸に手を置いた


「ダメ。多分止まらなくなる………今はダメ。
俺お前の事大事にしたいし…だからまだダメだ


ちょっと落ち着くまで離れて」


「嫌っ だって……久しぶりだし、甘えたいもん」


「お お前! この状況でそんな事言うなよ…ますますヤバイよ…………煽るなよ」


「意地悪!」
私はそう言って自分からキスを省吾さんの耳にしたら

「この!わざとか?」

そう言って私の手を掴み省吾さんは自分の体に触れさせた


え……………なっ何!!
何この………か…固いの
私はびっくりして手を振りほどいた


「わかった? すっげえ我慢してんの!今ここで襲っても良いのか?
いずれちゃんと瞳を貰うつもりだから。今俺を煽って、しかも触らせないと気がつかない鈍感め…覚悟してろ」


「////」