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「それにしても…お前達…本当に付き合ってんのか?信じられねぇ…」


「田崎さんも早く彼女作りなよ。それとも忘れられない人でもいるのかな〜」


「え?本当?田崎さん一途なんだね!!」


「うるさい。俺は彼女はいつでも作る気になればできるの!女には困っていないから」


「「ふ〜ん」」


「なんだよ〜それより、佐久間!お前試験大丈夫なのか?大会は来月だし、高卒女子の採用人数確認したか?もともと女子は採用少ないけれど、今年は更に厳しいみたいだぞ」


「うん多分……」


「おぃ!がんばれよ!どこの警察受けるんだ?」


「今の所千葉県警です」


「そっか!受かれば同僚だな」


「そうですよね。頑張らなきゃ…でもこんなに狭き門だと思わなかったです」


田崎さんは

「大卒女子も狭いからな…。それより、勤務先によっては遠距離恋愛になるぞ?省吾大丈夫なのか?」


「はい。大丈夫です」


「ほほぉ♪男ばかりの職場なのにか?」


「何が言いたいんですか?」

「や〜ねぇ 心配になるかな?ってさ…」


「田崎さん?…この前妹が彼氏連れて来たんですよ〜いつも反対していたけど、今回応援して……」