あかいハート♥


――――――翌朝


気が重い・・。

学校へ行く足取りが重い・・。


俺いくつだよ?

つか教師がコレってどうなの?


「あ、楓!おはよ」

一瞬夢かと思った。

「え?愛理?」

「なーっにシケた面してんの?楓らしくない!!」

アハハって笑ってる・・。

あいり・・?

「あ、昨日楓の部屋にサングラス忘れちゃった!
あれ、お母さんのなんだよね~っ」

明るく元気に・・。

いつも通り、今まで通り。

ごく自然な笑顔を向ける愛理。

これが普通なのかもしれない。

それでも、俺にとっては愛理はおかしくってたまらない。

「あ、そうなんだ・・?」

「合コンの帰り楓ん家寄るね?サングラス取りに。」

グサリと一言。

結局行くのかよ。

行くなっつったのに・・。

あんなことしても恋愛対象外?

「あー、うん」

曖昧な返事をして

「今日こそ綾に告りなよ?」

キツイ一言言われて

「・・・愛理?」

つい確認してしまう

「それじゃ!」

それすら分かってくれない。

どんどん離れてく・・。

届かないところまで。


まるでそれは心と心の距離のようで。