「教えない」 「ダメ。言え。」 言え、言え愛理。馬鹿馬鹿言え。 「一緒に寝てあげるから聞かないで。」 言われた瞬間頭を鈍器で殴られたような気がした。 だって、寝て“あげる”ってなに? そんなにイヤ? “聞かないで”ってなに? そんなに頼りねェかよ? なぁ、なぁ愛理ッ!!! 「なんだそれっ」 ガバッ 気づけば押し倒すような形になっていた。 「え・・・っ?」 愛理の瞳に“恐怖”が写っていた。 なにしてるんだ?やめろ、止めろ そう思うのに止まらない。