『対抗リレーに出場の選手の皆さんは、至急入場門前に集合下さい』 「あっ行かなきゃ。ま、互いに最後の体育祭なんだし頑張ろ。」 「どっちのチームが勝っても恨みっこなし!」 そう言うと、紗羅先輩と亜沙先輩は笑顔で入場門へと歩いて行った。 「部長たちの友情カッコイイです。私もあんな風になりたいです!」 「だね。かなこも2年後そうなってるといいよね」 「はい」