「かなこちゃん。かわいいね。ちひろが叫んだ訳だ。」 「そんなことないですよ。実咲先輩の方がかわいいらしいです。」 「まじ!?ありがとう♪」 「かなこ。あんまり、実咲を褒めたらダメ。」 「なんでですか??」 「え。調子に乗るから」 「そうそう……ってこら。あぁーー。」 そういきなり、俺の方をみて叫び出したこの間の先輩。 そのおかげで、春瀬先輩と目があってしまった。 「イケメン君じゃない。久しぶり♪」 そういいながら、俺の前に現れた。