「俺も先輩のこと好きなんです。初めて会った時から……。」 「へ?」 そう言われ、自分でも驚くくらいに間抜けな声だった。 え? ちょっと待って? 梅崎くんがあたしのこと? 嘘だよ! だって……だって………。 夢を見てるみたい。 信じられない。 「本当に?」 「本当ですね。」 そう言い終わると梅崎くんは、ニッと笑みを浮かべて