久しぶりの学校がようやく終わり、あたしは実咲と一緒に家に帰っている途中。
「はぁ~あ、お腹すいた。」
「確かに、どっかによっていく?」
「あ、ごめん。未奈にお昼ご飯を作らないと…」
「そっかぁ、頑張ってお姉ちゃん。」
お姉ちゃんって……
また、からかってんな。
「あれ?」
「どうしたの?」
「あれって篠原太陽じゃない?」
本当、篠原君だ。
ここにいるってことは……
家がこの近くってこと?
「呼んでみよっか!」
とニコニコと笑いながら言う実咲。
篠原君がなかなかのイケメンだから、乗り気な気持ちもわかるけども……。

