「ちひろ、探して来ます。」 「お前、知ってるのか?」 ちひろが何処にいるかなんて知らない でも… 「親友のピンチなんです!」 そう叫んでいた自分がいた。 親友…。 ちひろ…。 ちひろは、私のこと親友って思ってる? 無我夢中で走っていた。 何処にちひろがいるかわからないのに… 足が勝手に動いていた。