もっと…ずっと…

あたりはすっかり暗くなり―・


「梓ちゃ~ん久しぶりだね」

「藤ちゃん!も~遅い~」

梓は援交の常連の人と待ち合わせをしていた

「ごめんね~。」

「ん~いいよ!早速行こッ」

梓は男の人の腕を組み歩こうとしたときだった。

…―・バッ

梓は後ろから誰かに腕を掴まれた

「痛い」

と言って振り返ると洋平が立っていた。
梓はびっくりした

「はぁ…はぁ…やっぱここにいた。もぅ辞めとけ。」

洋平は息を切らしながら言った

「はっ?何が?藤ちゃん行こッ」
梓は洋平の腕を振りほどき再び男と歩こうとした

「それでホントに良いのか?毎日毎日そんな事して楽しいのか?」

洋平は歩く梓に大きい声でそう言った

梓は足を止めた

「藤ちゃん今日用事あったの忘れてた。又連絡するね」

梓は男にそう言い洋平の方に歩いた

「ちょっと梓ちゃ~ん」

男は梓を呼び止めたが意味梓は無視をした