もっと…ずっと…

その頃英梨は学校の近くのファミレスに向かっていた

「いらっしゃいませ。お一人様でしょうか?」

「いえ、友達と待ち合わせしてるから」

英利は店員にそう言いある一つのテーブルに向かった

「よぉ早かったな」

そこに居たのは洋平だった

「なんであたしのアドレス知ってんの?」

英梨はそう言いながら洋平の向かいに座った

「ご注文はどうされますか」

「ドリンクバーで」

英梨は注文をした

「アドレスは梓の携帯から貰った」

洋平は笑顔で言った

「バカじゃん!!勝手にさぁ…っで話って何?」

英梨は呆れながら聞いた

「アイツ昨日寂しい顔してたんだよ。聞いても何も言わねぇし…家行った時も1人で住んでたみたいだしさぁ」

洋平は真面目な顔になった

「何で洋平君がそんな事気するの?」

「何かわかんねぇけど俺アイツの事ほっとけねぇんだよ」