もっと…ずっと…

「あのね~あんな奴に好きになられても困るつーの」

「ふ~ん…あたしはそう思わないね!!今の梓はちょっと洋平君に惹かれてると思うよ。なんか楽しそうだし」

英梨は冷静に言った

「何言ってんの?ないないないない!!」

梓は勢いよく首を横に振った

―・~♪

英梨の携帯が鳴った
英梨はメールを見るなり無表情になり梓に言った

「ちょっと出掛けるね。まぁ適当にゆっくりしてってよ」

梓にそう言って用意し始めた

「え!ちょっと」

梓の言葉にも気付かず勢いよく出て行った
梓は英梨の部屋に取り残された

「お邪魔しました」

「あずちゃんごめんね英利ったらねぇ」

「なれてるし。又来るね」

梓はそう言い自分の家に戻った