「あー…将泣かせたー」 晃が食後のデザートと称した アイスを頬張りながら言った。 「だって」 「美里さんは親父命なんだから 相談内容にも気を付けないと」 「相談したのお前じゃん」 俺達の父親、相田祐樹は 美里さんと婚約する直前に死んだ。 約10年前の話である。 「とりあえず美里さんの言う通りだな。」 「なにが」 「とりま01か月一緒にいてみろよ。」 「…」 「きっと何か見えてくるぜ」 美里さんから移った カラカラという笑いをしながら 晃は部屋に消えていった。