ちょっかいはしてても、キスなんかはしなかった。 少しでも触れると桃を自分のもんにしそうで怖かったから。 そんな俺の気持ちを、あいつは一瞬で水の泡にしてくれる。 「~♪」 今日は何か、桃が機嫌良い。 何かあったのか知らないけど、鼻歌うたってるし。 「お母さん、今日ご飯いらないからね。」 「え?何かあるの?」 「うん。ライブ!」