甘い夜の、願い事。




「……あの後、あいつといっしょに抜け出して、犯されたらどうすんの?」

「えっ?どうして?何でそういう思考になるの??」

「何も分かってないから俺のと違うんだよ。だいたい、桃に彼氏つくる権利なんてないだろ?」

「え…。」



ゆっくり近付いてきて、お兄ちゃんが私の腰を掴んで引き寄せる。


「お兄ちゃんには、あるの?」

お兄ちゃんは、ふっと笑って

「俺に彼女ができるまで、桃が俺の女だろ?」


え?あ、…え?