甘い夜の、願い事。



「桃ちゃんて、やっぱ可愛いね。すぐ顔に出るとことか。」

「…へ?」


あんまり上手く聞き取れなかった。


伊藤くんの手が伸びてきて、私のほっぺたを優しく触る。


「オレ、桃ちゃんのこと本気になってもいい?」

ほっぺたを触ってた手は、下に落ちて、私の手を握る。

「今から2人で、どっか行かない…?」



告白、に近い言葉をもらっても何だかドキドキしないのは、お酒が入ってるから…??