甘い夜の、願い事。



その時にようやく起きてきた桃と鉢合わせするんだ。


これは毎朝のこと。

寝癖の付いた髪を手櫛でときながら、眠そうにしてる桃。


俺に気付くと、昨日のことを思い出したのか顔を真っ赤にする。


あーもー。

何でそんないちいち可愛いことすんの。



矛盾する。

『妹だ』と思うけど、

桃を目の前にすれば『妹』なんて言葉、頭の中にはなくなってる。