甘い夜の、願い事。



リビングは電気が付いてるのに誰もいない。

テーブルの上には置き手紙があって、『パパとデート行ってきます。遅くなるから冷蔵庫の中の、食べてね。』っていうお母さんの字。


なんだぁ。デートか。

じゃあお兄ちゃんは?

まだ帰ってないのかな。



とりあえず着替えようと、自分の部屋に向かって、2階に上がった瞬間……、


「あっ…ん、やん…。」

え?


それと、ベッドの軋む音。

え?え?