「早く用意しないと、もう8時前だけど。」 「えっ?」 ヤバイ! また遅刻になっちゃうよー。 急いでリビングに向かって、朝食を食べて用意をする。 「行ってくる。」 そう言って爽やかに大学に行っちゃうお兄ちゃんに、また少しドキッとした。 いつになったら慣れるのかなぁ、カッコイイお兄ちゃんに。 私もその後すぐに家を出た。