バンバンバンバンバンバンッ!!!!


「!?な、なんだっ」

由亮は驚いて、そっと何とも綺麗なステンドグラスがあしらわれたアンティ−クなアンテチュールの自慢のドアを開けた。

「あっ!!」
するとそこには、青い髪の美しい青年がたっていた。

「あー、すいません、もう営業時間…「善いのだ、そいつは客では無い。新しいアルバイト…お前等の同僚になるやもしれん奴よ」

突然、後ろに現れた赤い着物を着たおかっぱの少女は、このアンテチュールの店主、市華である。

「あっ、市華さん〜、面接来たよ〜♪」
「ふんっ、まあ、入れ。」




「蒼嶋衛通!!17歳です!!はいっ!!」
「採用っ!!じゃあ、明日から出勤頼んだ!!」



ものの1分で衛通の面接は終わり、新たなアンテチュールの店員となった。