─────、美しい…今日もこの暗闇は貴方の様。




ずっと、探してた。

あなたみたいな人…


愛を知らないただの狂鬼の私に、
貴方は愛を教えてくれた…
銀色のロングヘアーが月明かりに妖艶に照らされる…何て美しいんだろう…


このまま貴方と狂鬼としての生涯を閉じようと、そう思っていた…






でも、何時から?
貴方は私の基から去ってしまった…


美しい其の顔を仮面で隠して、
大好きな其の銀髪を黒く染めて、
優しかった澄んだ魂は暗闇に融けてしまった…





あれから一体、何年?いいえ、何百年と経ったかしら?



私は相変わらずあの頃の姿のまま…、
貴方を連れ戻す切り札を探してる。